アイドルに憧れる女子小学生たちが劇場に集合!『劇場版アイカツ!』が完成!
アイドルとファッションをテーマに、女子小学生から絶大なる支持を集めるアニメ「アイカツ!」を映画化した『劇場版アイカツ!』完成披露試写会が30日、ユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、声優を務める諸星すみれ、田所あずさ、下地紫野、三村ゆうな、保村真、そして木村隆一総監督が出席。アイドルを夢見る女の子を中心とした、およそ400人の観客から熱い視線を浴びた。
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本作の舞台は、全校生徒がアイドルというアイドル養成名門校、スターライト学園。今回の劇場版では、トップアイドルを目指してアイドル活動(アイカツ)を行ってきた主人公、星宮いちご(諸星)のもとに、スペシャルライブ「大スター宮いちごまつり」を行うビッグチャンスが訪れ、アイドル総出演のステージが幕を開けることになる。
いちごの声を担当する諸星は、「ずっと映画にならないかなと楽しみにしていたので、ついに来たかとうれしかった」と笑顔。「アニメが始まった頃は中学1年生で、今は3年生になりました。わたしにとっては初めてのアニメのレギュラーで、ドキドキ、緊張していたけれど、たくさんの人に支えられてここまで頑張ってこられました」と述懐する。
今年10月にスタートしたテレビアニメ第3シーズンからは、下地が声優を務める大空あかりが主人公を引き継いでいるが、劇場版では、前ヒロインであるいちごが主人公を務めている。それについて木村総監督は「2年間、いちごが主役でやってきたので、最後にいちごがトップに上り詰める話をやりたいなと思い、この話を考えた。アイドルが成長する姿を見られるような映画にしたいなと思いました」と説明。諸星も「いちごの集大成という気持ちで頑張りました」と晴れ晴れとした顔を見せた。
「アイドルになりたい人!」という司会者の問い掛けに多くの女の子たちが手をあげていたこの日。そんなアイドル志望の女の子たちに諸星は「いちごちゃんが、(劇中のトップアイドル)美月を追いかけて頑張ってきたように、わたしも目標や憧れを持ってここまで頑張ってきました。だからみんなも憧れや目標を持って、すてきな女の子、アイドルになっていただけたらと思います」とアドバイスを送っていた。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版アイカツ!』は12月13日より全国公開