嵐・相葉の父が榮倉奈々のファンに
アイドルグループ嵐の相葉雅紀が4日、映画単独初主演を果たした『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(公開中)の大ヒット舞台あいさつをTOHOシネマズ六本木ヒルズで行い、「うちのおやじも観に行って、キュンキュンしたみたいです。榮倉(奈々)さんのファンになっちゃったって言っていました」と明かした。
犬童一心監督と、自身の役の子供時代を演じた二宮慶多と共に登壇した相葉。二宮とは初対面で、興味津々の相葉が「(劇中)僕どうでした?」と聞くと、「かっこよくて、すごくさわやかでした」と二宮。もともと嵐が大好きだといい、相葉が「メンバー5人いるけど、誰が一番好き?」と尋ねると「相葉さん」と即答され、「ありがとう」と大喜びの相葉だった。
また、テーマ曲と音楽監修を務めた山下達郎から「相葉くん、犬童さん、『デビクロくん』ヒットまことにおめでとうございます。山下達郎です。ご来場の皆様、本日は相葉くんのドアップを十分にお楽しみください。わたくしのクリスマス・ソングもお楽しみいただければと思います。どうぞ最後までごゆっくり」というサプライズの音声メッセージが届くと、昨年のクリスマスイブに山下のライブに行ったという相葉は、「嵐も音楽をやらせてもらっていますけど、ああやってみんなの歌(国民的な歌)になるのは、素晴らしいことだと思います。同じ……アーティストとして尊敬しています。『同じ』と言っちゃダメですけど」と自らツッコミを入れていた。
中村航が山下の名曲「クリスマス・イブ」を基に執筆した小説を、『のぼうの城』などの犬童監督が映画化した本作。漫画家になる夢を持ち続ける主人公をはじめとした片思い中の男女4人が遭遇する奇跡をファンタジックに描いている。(中村好伸)