クリスチャン・ベイル、『ダークナイト ライジング』エンディングの謎を明かす
映画『ダークナイト ライジング』でブルース・ウェイン(バットマン)を演じたクリスチャン・ベイルが、Entertainment Weeklyの取材で、本作のエンディングの謎について明かした。
エンディングでは執事のアルフレッドが、街を守るために爆弾の犠牲になったはずのブルース・ウェインをカフェで見掛けるシーンがある。結末を曖昧にすることで知られるクリストファー・ノーラン監督作だけに、これは現実なのか、あるいはアルフレッドが見た夢なのかは観客の想像に委ねられていた。
この結末について聞かれたクリスチャンは、「あくまで僕の個人的な意見」だと前置きをした上で、「これは夢ではなく現実だ」と話した。「彼は特別扱いされる人生から解放されて喜んでいるんだ」と続け、アルフレッドがブルースの生存を確認した後にその場を去ったのは、それが彼の望んでいた生活だと知っていたからだと説明した。
クリスチャンは、(このような曖昧な結末は)「観客が考えるものだ」とも話している。(宮本裕人)