全員ろうあ者&全編手話!映画『ザ・トライブ』4月公開
全編手話で字幕なし、キャストは全員ろうあ者というウクライナ発の映画『ザ・トライブ』が2015年4月18日より日本公開されることがわかった。今年のカンヌ国際映画祭で批評家週間グランプリを含む3部門に輝いたほか、世界中の映画祭で話題となった衝撃作だ。
主人公は、ろうあ者専門の寄宿学校に入学したセルゲイ。そこは犯罪や売春などを行う悪の組織=族(トライブ)によるヒエラルキーが形成されており、セルゲイは入学早々彼らの洗礼を受ける。セルゲイは何度か犯罪に加担していくうちに組織の中でより高いポジションを得るようになるが、やがて族のリーダーの愛人の一人で売春をやっているアナに執着し、組織における暗黙のルールを破り始める……。
ウクライナの新人ミロスラヴ・スラボシュピツキー監督がメガホンを取った本作は、カンヌ国際映画祭批評家週間でプレミア上映されるや批評家の間で話題となり、その後も世界中の映画祭の主要タイトルを数多く受賞した。併せて公開された特報では、キャストの手話に一切の訳はないものの、「愛」と「憎しみ」が言葉よりもはるかに雄弁に語られていることがわかる。(編集部・市川遥)
映画『ザ・トライブ』は2015年4月18日よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次公開