まえだまえだの前田航基、ひそかに恋する演技をアピール
お笑いコンビ・まえだまえだの前田航基が25日、都内で行われた映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』のクリスマス最速試写会に出席した。主人公の女子中学生・藤野涼子のクラスメートである野田健一を演じた前田は、「健一は実は藤野涼子が好きというあまり大々的には出ていない設定があるので、そこも少し気にして観ていただければうれしいです」と胸キュンな裏設定を明かした。
【写真】E-girls石井杏奈、清水尋也、まえだまえだ前田航基ら中学生キャストがズラリ!
同作は人気作家・宮部みゆきのベストセラーを、成島出監督が実写化したミステリー2部作の前編。クリスマスにある中学校で起きた不可解な生徒の転落死の真相を暴こうと、女子生徒が開く学校内裁判の行方を描く。
この日は前田をはじめ、主演の藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、望月歩、西村成忠、西畑澪花、若林時英、加藤幹夫、石川新太の中学生役12名が初めて勢ぞろいしたほか、成島監督も出席。役名をそのまま芸名として女優デビューを果たした藤野は、「クリスマスなので家族や友達や恋人からプレゼントはいただきましたか? わたしたちソロモンはとびきりの謎をプレゼントしたいと思います」と観客に呼び掛けた。
また、ガールズグループE-girlsとしても活動し、劇中では陰湿な性格で友人が少ない三宅樹理を演じた石井は、「本編では松子(富田)と樹里の関係性を細かいしぐさなどで自分なりに演じたので、ぜひそういう部分を観てほしいと思います」とアピール。物語の発端となる転落死を遂げる柏木卓也を演じた望月は、「クリスマスは柏木卓也にとっても僕にとってもすごく思い入れのある日なので、そういう日にみんなと同じ時間を過ごすことができて幸せに思っています」と笑顔を見せた。
そんな若き精鋭たちに成島監督は、昨年10月から行われたオーディションを振り返り、「長いトレーニングをしながら人生で初めて経験するキツくて長い道のりを歩いてきて、ようやく夏にクランクインしました。彼らの素晴らしい演技をスクリーンで楽しんでいただけるとうれしいと思います」とねぎらいの言葉をかけていた。(中村好伸)
映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』は2015年3月7日より公開
映画『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は2015年4月11日より公開