ダーレン・アロノフスキー監督 第62回ゴールデン・リール賞でフィルムメーカー賞を受賞
映画『ブラック・スワン』『ノア 約束の舟』のダーレン・アロノフスキー監督が、第62回ゴールデン・リール賞でフィルムメーカー賞を受賞するとMPSEが発表した。
ゴールデン・リール賞は、音響編集や音楽編集のプロが所属するNPO団体モーション・ピクチャー・サウンド・エディターズ(MPSE)が、その年最も音響編集が優れていた作品に授与する賞。最高の栄誉であるフィルムメーカー賞は、物語を語る熱情、気力、革新を具像化した、並外れたフィルムメーカーに贈られるという。
受賞にあたりアロノフスキー監督は、「音響が持つエキサイティングな可能性を追求することが、フィルムメーカーになりたいと思ったインスピレーションのひとつでした。ですので、MPSEに表彰されるのは最高の気分です。音は夢を見、音は感情を表します。そして何よりも重要なことは、音が何度も僕を救ってくれたことです」とコメントしている。
過去にはスティーヴン・スピルバーグ監督、アン・リー監督、ブライアン・グレイザー監督などがゴールデン・リール賞フィルムメーカー賞を受賞している。第62回ゴールデン・リール賞は2月15日にロサンゼルスで発表される。(澤田理沙)