『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』はこんなにリンクしていた!名場面満載の特別映像公開
シリーズ完結編『ホビット 決戦のゆくえ』の公開を記念して、映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作(2001~2003)と、その60年前を舞台にした『ホビット』3部作(2012~2014)がいかにリンクしているかをピーター・ジャクソン監督らが名場面と共に解説する長尺の特別映像が公開された。
映画『ホビット 決戦のゆくえ』長尺特別映像(中つ国コンプリートガイド)
ジャクソン監督が「これで6部作の物語が完成したから全ての筋が通る」とコメントし、脚本家のフィリッパ・ボウエンも「6つの物語は全て互いを補完し合っているの。最終的には一つの大きな物語になる」と続けるなど6作を通して“中つ国”における冒険の始まりから終わりまでをつづった本シリーズ。
特別映像では、『ホビット』ではホビット族のビルボ(マーティン・フリーマン)と、『ロード・オブ・ザ・リング』ではその養子フロド(イライジャ・ウッド)と旅をした魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)のエピソードや、『ホビット 決戦のゆくえ』で描かれる“五軍の戦い”の意味、『ホビット』でビルボが指輪を手に入れ、そしてゴラム(アンディ・サーキス)を情けで殺さなかったことが『ロード・オブ・ザ・リング』にどうつながっていくのかが語られている。
60年の時を経てリンクするシーンの数々にファンなら感涙必至。中でもエルフのレゴラス(オーランド・ブルーム)とドワーフのグローイン(ピーター・ハンブルトン)、そしてグローインの息子ギムリ(ジョン・リス=デイヴィス)が織り成す物語には胸が熱くなる。(編集部・市川遥)
映画『ホビット 決戦のゆくえ』は公開中