能年玲奈、主演映画『海月姫』初日を迎え「興奮しています!」
女優の能年玲奈が27日、新宿ピカデリーで行われた映画『海月姫』初日舞台あいさつに来場、初日を迎え「興奮しています!」とワクワクした様子で語った。この日は菅田将暉、長谷川博己、太田莉菜、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、川村泰祐監督、そして原作者の東村アキコも来場した。
能年玲奈、チラシまつりなどを提案した『海月姫』初日を迎え 画像ギャラリー
累計発行部数325万部を突破した東村アキコの人気コミックを実写化した本作。満員となった会場内には、能年ふんする主人公・月海のコスプレをする人の姿もあるなど、熱気があふれていた。
そんな観客の前に立った能年は「この映画はお祭りみたいな映画だと思っています。だからわたしも(チラシ配り隊員を募集する)“チラシまつり”を提案したり、(能年の)ブログでカウントダウンをしたりしていたので興奮しています。今日からくらげまつり本番なので頑張りたいと思います」と切り出すと、「キタユウレイクラゲ」をイメージして作ったという自作のぬいぐるみを手に取り、「これはボリューミーに作った力作です」と笑顔を見せた。
一方、速水には司会者から「(オタクとして)取り上げられたら嫌なものは?」という質問が投げられる一幕もあり、すかさず篠原から「オリーブオイルでしょ!」とツッコみ。まさにテレビの情報番組の人気コーナー「MOCO'Sキッチン」でおなじみの食材とあって、会場は大爆笑。しかしそれを制して「小さいころからアメコミのフィギュアが大好きで集めているんですけど、それを取り上げられたらつらいかな。まあ、この年齢で取り上げられることはないですけどね」とまじめにコメントしようとしたものの、片瀬から「フィギュアにオイルをかけられたらやだもんね」としみじみ言われ、「バカにしています?」と返す速水の姿に会場は大爆笑。
そんな様子を笑顔で見ていた原作者の東村は「映画は感動して、最後は泣きました。気が早いけど、続編を作ってほしい人!」と会場に呼びかけると、ほとんどの観客が挙手。大盛り上がりのうちに舞台あいさつは幕を下ろした。(取材・文:壬生智裕)
映画『海月姫』は全国公開中