関ジャニ渋谷すばる主演『味園ユニバース』ロッテルダム国際映画祭に正式出品!
関ジャニ∞渋谷すばる単独初主演映画『味園ユニバース』が、現地時間1月21日よりオランダで開催される第44回ロッテルダム国際映画祭のスペクトラム部門に正式出品されることが明らかになった。渋谷はオランダまで赴き、映画祭に参加することが決定している。
同映画祭は毎年1月下旬から2月上旬にかけて開催される映画祭で、1972年の第1回大会以来、今年で44回目を数える。過去には、河瀬直美監督の『萌の朱雀』(1997)がここでの評判を機にカンヌ国際映画祭へ出品されたこともあり、カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭と並んで注目を浴びる映画祭の一つだ。スペクトラム部門は、高い実績を持つ監督の作品が上映される部門で、本作は現地時間1月22日に上映される。また、市川由衣が体当たりの演技を披露した昨年の話題作『海を感じる時』も同部門への出品が決定している。
単独初主演映画が国際舞台でお披露目されるという快挙に渋谷は、「初めて一人で主演した映画を、遠く離れたオランダの映画祭が招待してくれたこと、日本人以外の方々にも観ていただけること、本当にうれしく思っています」と喜びを語っている。さらに、「山下(敦弘)監督、この映画に携わった全ての方々、応援してくれている方々、全ての方々への感謝を心に、胸を張って、ロッテルダムを感じに行ってきます」と期待に胸を膨らませている様子だ。
大阪を舞台にした本作は、渋谷ふんする歌うこと以外の記憶を失った青年・ポチ男が、赤犬というバンドとそのマネージャーの少女・かすみとの出会いをきっかけに過去と向き合い、自分を見つめ直していく姿を描いた人間ドラマ。『苦役列車』などの山下敦弘監督がメガホンを取り、二階堂ふみ、赤犬、鈴木紗理奈、川原克己(天竺鼠)らバラエティー豊かなキャスト陣が出演する。(編集部・吉田唯)
映画『味園ユニバース』は2015年2月14日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開