ワーナー・ブラザースの今年の世界興行収入が3,300億円突破!
ハリウッドを代表するスタジオ、ワーナー・ブラザースの今年の世界興行収入が、30億ドル(約3,300億円)に達したことがVarietyや複数のメディアによって明らかになった。(1ドル110円計算)
ワーナーの世界興行収入が30億ドルを越えたのは2年連続で、さらに米国を除く海外の興行収入が20億ドル(約2,200億円)を越えたのも7度目となり、近年同スタジオにとって海外セールスの重要性をうかがわせる。
ワーナーは、これから大きな映画市場となっていく中国で、映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の興行に関しては芳しくなかったものの、映画『インターステラー』『GODZILLA ゴジラ』『ホビット 決戦のゆくえ』などの大作の成功が大きな興行をもたらしたようだ。さらに最近日本でも公開された『ホビット 決戦のゆくえ』の海外興行収入は、すでに4億ドル(約440億円)に達し、今年公開されたワーナー作品のうち9作品が海外で1億ドル(約110億円)を突破している。
ただ今年のアメリカ国内の興行収入自体は、前年よりも5%下がっているため、今後も海外の収益をいかに膨らませていくかに焦点が置かれることになりそうだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)