浅野忠信、スコセッシ新作に出演!遠藤周作「沈黙」ハリウッド映画版
俳優の浅野忠信が、マーティン・スコセッシ監督の最新作『サイレンス(原題) / Silence』に出演すると、Deadline.comはじめ各メディアが報じた。スケジュールの都合から同作を降板した、渡辺謙の代役を務めるようだ。
同作は、江戸時代初期のキリシタン弾圧を題材にした、故・遠藤周作の小説「沈黙」の映画化。師の行方を探して日本にわたった宣教師ロドリゴの苦悩を描く。ロドリゴ役を映画『アメイジング・スパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドが務めるほか、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、イッセー尾形など日米実力派俳優が出演する。
浅野が演じるのはロドリゴの通訳を務める日本人。当初は渡辺が演じる予定だったが、『サイレンス(原題)』の撮影が延期となり、今月からリハーサルが始まるというブロードウェイミュージカル「王様と私」のスケジュールと重なるため、映画への参加を断念したとのこと。渡辺自身もツイッターに「マーチンとは10年越しの企画だったので残念です」と無念をつづっていた。(西村重人)