『第9地区』監督の考えた『エイリアン』はコレだ!コンセプトアート公開で話題
映画『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督が、自ら考案した『エイリアン』シリーズ最新作のコンセプトアートをInstagramで公開し、注目を浴びている。
現地時間2日、ブロムカンプ監督は「こいつに取り組んでいたんだ」というコメントと共に、エイリアンクイーンのアートワークを掲載。実際にシリーズを手掛けるわけではなく、あくまで自主的に構想を練ったもののようで、「これ以上続ける気はないけど、気に入っているよ」と続け、複数のコンセプトアートを投稿した。
掲載されたイメージは、どれもがファン垂涎(すいぜん)ものの完成度。劇中に登場する化石化した宇宙人スペースジョッキーのパイロットスーツを身に着けた主人公リプリー(シガーニー・ウィーヴァー)の姿をはじめ、爆弾を体に巻いたリプリーが『エイリアン2』に登場した海兵隊のヒックス(マイケル・ビーン)と行動を共にしている場面、ウェイランド・ユタニ社とみられる建造物などが描かれている。
ブロムカンプ監督は、ヒュー・ジャックマン主演の新作SF『チャッピー(原題) / Chappie』が3月に全米公開予定。同作にはシガーニーも出演しており、今回のタッグと、コンセプトアートの公開をきっかけに、映像化に向けた動きが出てくることに期待したい。(編集部・入倉功一)