人気声優・花澤香菜、再会への思い…『サイコパス』劇場版で狡噛と再タッグ!
人気声優の花澤香菜が、公開が迫る『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』について語った。近未来、人の精神が数値化され、罪を犯す前に人々が裁かれる社会で治安活動を行う刑事たちを描いた人気テレビアニメの劇場版となる本作。2012年の放送開始以来、主人公・常守朱(あかね)の声を担当する花澤は、大きな節目を終えた今も、「いつでも朱ちゃんをやってと言われたらできる感じ。戦闘態勢で待っていようと思います」と続編に意欲を見せた。
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』フォトギャラリー
テレビシリーズ第1期から約4年後、監視官として成長した朱と、彼女と共にある大事件を解決した後に姿をくらませた元同僚・狡噛慎也(関智一)の再会を描く本作。内戦状態にある東南アジアにおける二人の戦いが劇場版ならではのスケールで展開し、「狡噛さんに会えた、話せたということが、朱ちゃんにとってもわたしにとっても大きなことでした」という花澤が、「二人きりで部屋の中で話をするシーンでは、心を開き合っているからこその空気感があって、ドキドキしました」と語るように、そこはかとないロマンスを感じさせる描写も魅力の一つだ。
また、軍人相手にもひるまず奮闘する朱の成長も見どころ。花澤は「でも、根本にある真っすぐなところや正義感は(1期から)変わっていないと思います。いろんなことを乗り越えてリラックスの仕方を身につけた朱ちゃんということを意識していました」と収録を振り返る。
そんな花澤が最も変化したというキャラが、朱の元上司で、現在は部下として彼女を支える宜野座(野島健児)。「お前しっかりしろよみたいな人だったのに、今は朱ちゃんのことをすごく心配してくれていますよね。今回、宜野座さんが絡むお気に入りのシーンがあるんです。1期から観ている人にはぐっとくる場面の連続ですよ」。
2014年も多忙な日々を過ごし、「新しいことをやる前にちゅうちょしてしまうタイプなんですが、今年はその暇もなかったというか……」という花澤は、「チャンスをいただいたとき、やるかやらないかじゃなくて、まずやるんだっていうことを、お仕事を通じて教えてもらった感じがします」と笑顔。「コンビニで梅酒と焼き芋を買って、帰りの途中から飲んじゃうみたいな!」と大人のリラックス方法(?)も覚え、「2015年も新しいチャレンジができればいいなと思っています」と笑みを浮かべた。(編集部・入倉功一)
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』は1月9日より全国公開