キャメロン・ディアス、音痴イメージ払拭の歌唱シーンが公開!
映画『ANNIE/アニー』でミュージカルに初挑戦したキャメロン・ディアスの歌唱シーンが公開された。『ベスト・フレンズ・ウェディング』(1997)で音痴の女子大生を演じ、『ホリデイ』(2006)で歌うというよりも叫ぶように熱唱したキャメロンだが、映像では伸びやかに歌う姿を見せており、彼女の真の実力を披露している。
名作ミュージカルの舞台を現代のニューヨークに置き換えた本作では、両親を待ち続けている10歳の孤児アニー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)と、ニューヨーク市長選挙で彼女の境遇を利用しようとたくらむ携帯電話会社CEOのスタックス(ジェイミー・フォックス)の間に生まれる絆が描かれる。キャメロンが演じているのは、アニーの里親ハニガン。元歌手で今でもショービズ界への夢を諦められずにいる女性だ。
今回公開された映像は、スタックスの選挙参謀を務めるガイ(ボビー・カナヴェイル)がハニガンに悪だくみを持ち掛ける場面。激しい選挙戦を勝ち抜くための支持率稼ぎの一環として、アニーと両親の感動の再会劇を仕組むガイがハニガンに、「ゴキブリは卒業だ」と金をだしに協力をあおぐシーンだ。キャメロンは、腰の部分がぱっくり開いたドレスで身をくねらせ、楽曲「EASY STREET」をセクシーに歌い上げる。
初のミュージカル映画出演について、「以前から歌って踊れる映画に出演したかったの。この役のために一生懸命努力したわ」と振り返るキャメロン。一番苦労したのは、「歌うことに対する恐怖心を克服すること」だったと明かし、「音楽監督のマット・サリヴァンと音楽コーディネーターのロン・ホワイトに初めて会ったとき、自分が感じている恐怖や不安を泣きながら打ち明けたわ。二人のおかげで恐怖心や不安感を追い払ってから仕事に取り掛かることができたの」と語っている。(編集部・井本早紀)
映画『ANNIE/アニー』は1月24日より全国公開