手塚とおる、52歳の初主演ドラマに悲鳴!セリフを覚えるのが大変
演技派俳優・手塚とおるが52歳にしてドラマ初主演を果たす「太鼓持ちの達人 ~正しい××のほめ方~」(テレビ東京系)の撮影が9日、都内で行われ、手塚と共演の柄本時生、木南晴夏が撮影後に会見を行った。
スリーショットでにっこり!「太鼓持ちの達人 ~正しい××のほめ方~」フォトギャラリー
本作は「正しいブスのほめ方」「正しい太鼓のもち方」(トキオ・ナレッジ著/宝島社刊)を原案にした処世術ドラマ。手塚は劇中、口下手な迷える人々に絶妙な“ほめワード”を授ける太鼓持ちの達人を演じる。
手塚は「楽しいんですけど、こんなにも大変なんだなっていう実感です」と本ドラマの撮影を振り返り、「1話を2日くらいで撮るんですけど、50過ぎて1日1回分の台本半分を覚えるっていう作業がすごく大変で」とセリフが覚えられない自分に苦笑い。「30くらいまでセリフ覚えるっていう作業には自信があって、3日もあれば『マクベス』のセリフを全部覚えられたくらいだったんです。でも、50過ぎると忘れたりするんですね。自分で自分が信じられなくなります」としみじみ。
初共演の柄本については、「本当に小さいころから知っていたので『ああ、大きくなった』って。何でも食べるし、タバコも吸っているし」とその成長に驚きの様子。「今回初めて(一緒に)お仕事するんですけど、自分に対してクールで客観性を持っていてすごい俳優さんだなって思いました」と役者としての才能に太鼓判を押し、柄本は「手塚さんと一緒にお仕事できてうれしい」とにっこり笑った。
現場では3人とも、かなりの人見知りだといい、木南は「しゃべる時はすごくしゃべって、ひく時はさっとひく感じ。仲の悪い現場みたい」と笑顔でその様子を紹介する。手塚も「早朝は誰一人話さない。弁当も3人背中を向けて食べているときがあります。3人とも性格が似ているからでしょうね」と木南に同調しつつ、「でもチームワークはいいですよ」と3人の相性の良さをアピールしていた。(取材・文:名鹿祥史)
テレビドラマ「太鼓持ちの達人 ~正しい××のほめ方~」は1月12日月曜夜11:58~よりテレビ東京系列で放送