岡田将生、『ST』初日舞台あいさつ中に「本気で眠い…」
岡田将生と志田未来が10日、都内で行われた『映画 ST赤と白の捜査ファイル』の初日舞台あいさつに登壇した。9時という朝早い時間からのイベントに、「ちょっとまだ本気で眠い……」と苦笑いで簡単にあいさつを済ませる岡田に、志田は「しっかりしたことを言われるのかなぁと思っていたら、意外にナチュラルないつもの感じだったので、何を言おうか今迷ってしまいました」とツッコみ、会場は笑いに包まれた。この日は、藤原竜也、芦名星、窪田正孝、瀬戸朝香、佐藤東弥監督も登壇した。
紅白の獅子舞を先頭に、赤の法被をまとい、餅をまきながら場内を練り歩いて登壇したキャスト陣。公開前から続編を望む声が高い本作とあり「続編があればやりたいこと」を質問されると、藤原は「窪田君が毎回とんでもない身体能力で動いていてかっこいいと思っていたので、そういう派手なのをやりたい」とリクエスト。一方の窪田は「僕は逆に謎解きをしたい。たくさんしゃべって『謎が全て解けてしまった~』っていうあの名シーンをやってみたい」と希望した。
岡田は「林遣都君が演じていた池田とずっと一緒にやっていたので、クールな役……池田の役をやりたいっす」とコメント。意外にもそれぞれ自分以外の役に憧れを抱いていることが明らかになると、監督は「全部やりたい」と意欲的。続編については「頭からあふれるくらい考えはある。皆さんのご要望が大きければやれるのかな?」と期待をもたせた。
最後は特製酒樽で鏡開きを行いヒット祈願。岡田は「僕自身、スペシャルドラマから始まったときからキャップとしてSTのメンバーを一番愛そうと思って一番愛してきた自信があります。皆さんが愛していることも伝わり、キャップとしてうれしい限りです。皆さんの心の中にSTのメンバーが残ればいいと思っています」と眠気もすっかり取れたのか、しっかりした口調で作品への愛を語った。
本作は、藤原演じる赤城左門と岡田演じる百合根友久がバディを組み、警視庁の特殊機関STの変わり者たちと不可解な難事件を解決していくさまを描いた人気ドラマの映画化。ドラマ最終話から続く劇場版では、殺人容疑をかけられ逃亡する赤城の疑いを晴らすべく、STメンバーが奮闘する姿が描かれる。(取材・文:鶴見菜美子)
『映画 ST赤と白の捜査ファイル』は公開中