妻夫木聡、「いまは幸せ」。マイコとの交際順調をほのめかす
俳優の妻夫木聡が12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた、映画『バンクーバーの朝日』大ヒット御礼ティーチイン付き舞台あいさつに登壇した。年末年始を実家でのんびり過ごしたという妻夫木は、イベント後の囲み取材で報道陣から、昨年夏に報じられた女優・マイコとの交際について「いまは幸せですか?」「交際は順調ですか?」と矢継ぎ早に質問されると、笑顔で「そうですね」と答えた。
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12月20日の公開以来、観客動員数87万人、興行収入10億円(1月11日終了時)を突破した本作。この日は主演の妻夫木をはじめ、石井裕也監督、そしてサプライズでボストンレッドソックス所属のメジャーリーガー・上原浩治投手が出席した。上原の参加を聞かされていなかった妻夫木は「びっくりした!」と目を丸くすると「映画を観ていただいたことだけでも感動なのに、こうして来ていただけるなんて……」と感激した様子。さらに上原からレッドソックスのユニフォームをプレゼントされると、すぐさま着衣し大喜びしていた
上原は「依頼を受けたのは4日前ぐらいだったんです」と舞台裏を語ると「映画がヒットしてくれれば野球の宣伝にもなるし、そうすればオリンピックで(正式種目として)野球の復活という流れにつながるかもしれません」と野球人ならではの感想を述べる。さらにメジャーリーグで大活躍、複数年契約も結んだが、妻夫木から、日本復帰の可能性を問われると「求められれば日本でプレイすることもあります。ただ今は全くオファーがないんですよ」と語った。
また、ティーチインでは、ファンから映画の表現方法や作品に込めた思いなど、深い質問が飛ぶ。そんな客席の熱い思いに妻夫木は「日本という国と、思いやりのある日本人が大好きです。この国に生まれたから、役者という仕事に就けたのかなって思う」と感慨深げに語ると「映画が公開して結構時間がたちましたが、こうしてまた皆さんの前に立てたことに感謝です。この作品で、少しでも希望を与えられたら嬉しいです」と感謝を述べた。
本作は、カナダ・バンクーバーで実在した日系人たちの野球チーム「バンクーバー朝日」の奮闘を描いた物語。差別や貧困の中にありながらも、賞賛と圧倒的な人気を得た選手たちや、その家族たちを感動的に描く。(磯部正和)
映画『バンクーバーの朝日』は全国公開中