ブルース・ウィリス主演で映画化!作家エルモア・レナードの小説「バンディッツ」
これまで「ゲット・ショーティ」「アウト・オブ・サイト」など数多くの作品が映像化されてきた作家エルモア・レナードの小説「バンディッツ」が、新たに映画化されることがDeadlineや複数のメディアによって明らかになった。
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本作は、映画『2ガンズ』『ローン・サバイバー』のエメット・ファーラ・オアシスのランドール・エメットとジョージ・ファーラが製作資金を出し、映画『ミッシング ID』を手掛けた製作会社ザ・ゴッサム・グループのリー・ストールマン、エレン・ゴールドスミス=ヴァインらと共に製作も担当することになっている。脚本はテレビシリーズ「マジックシティ 黒い楽園」のミッチ・グレイザーが脚色するようだ。
キャストには、映画『シン・シティ』シリーズ、『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリスが主演を務めるようで、彼が映画化権を獲得している。もっとも、同原作は1987年にも一度ブルース・ウィリスによって映画化権が獲得されたが、その製作期限が切れていた。その後、クエンティン・タランティーノが、エルモア・レナードの4作品の映画化権を獲得し、そのうちの1つが今作だったが、クエンティンは別の作品「ラム・パンチ」を映画『ジャッキー・ブラウン』として手掛け、他の原作の映画化権をあけ渡したことから、今まで製作されていなかった経緯があった。ちなみに、2001年にブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェットが出演した映画『バンディッツ』は全く別の作品。
そのストーリーは、ニカラグアから帰ってきた美しい元尼僧と出会った元犯罪者ジャックが、ニカラグアでハンセン病を患った若い女性を、元恋人で同じくハンセン病にかかったと思われる大佐から助けるために、元警官らと組んで大佐をだますというもの。
今作では、エルモアの息子ピーター・レナードも製作総指揮を務めるようで、楽しみな作品になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)