AKINA、夫・ビビる大木「寂しかったんじゃ…」沖縄ロケで1か月不在
沖縄生まれの特撮ドラマ「ハルサーエイカー」の劇場版『ハルサーエイカー THE MOVIE エイカーズ』のマスコミ試写会が15日、東京のニコニコ本社で行われ、元Folder5で主演女優のAKINAが登壇した。映画パンフレットを見た夫のビビる大木に「『このオバサン、誰?』と言われた」と明かしたAKINAは「ムカツクーと思ったけど、沖縄ロケで1か月、家を空けたので、あちらは寂しかったんじゃないかな、なんて」と笑いながら、作品の出来に満足といった表情を見せた。
映画『ハルサーエイカー THE MOVIE エイカーズ』フォトギャラリー
そんな本作について「撮影は2年前(2013年10月)なので、映像を観ると自分でも(見た目が)若いなと思います」と感想を述べたAKINA。夫の大木は、まだ完成した作品を観ていないというが、「故郷で仕事をするのは素晴らしいことだと喜んでくれています。親孝行になるかな」と明かし、「将来は、自分のお子さんにも観せる?」という質問に「良い作品なので、胸を張って観せたい」と笑顔を見せた。
「ハルサーエイカー」は沖縄テレビで2011年より放送された特撮ドラマ。沖縄の言葉で「ハルサー」は「農家」、「エイカー」は「一族」の意味で、大地のエネルギーを操る超人ハルサーエイカーたちの活躍を描く。コミカルな要素に加え、食育や自然環境問題も取り扱った内容が評判を呼び高視聴率を記録。AKINAはハルサーエイカーの末裔、田畑ハルとして主役を務める。
「沖縄というと、観光やハッピーウエディングといった楽しいイメージだけど、本作では、森が壊され、『御嶽』(うたき)という沖縄独特の祭祀を行なう場所がつぶされることも扱っていて、違う角度から沖縄の環境を知ることもできます」とAKINA。「テレビ版ではダメダメでひ弱なハルが、映画では成長した姿を見せます。わたしもプライベートで変化があった(2013年4月に結婚)ので、芯の強いところを表現できたら」と見どころを語った。
メガホンを取るのは、テレビ版から引き続き岸本司監督。実写版『進撃の巨人 前篇』の特殊造形プロデューサー・西村喜廣が新たなヒーロースーツを手掛け、パワフルなアクションが展開する。(取材/岸田智)
映画『ハルサーエイカー THE MOVIE エイカーズ』は1月31日より全国公開 1月17日より沖縄先行公開