黒木華、初ウエディングドレスに「とても幸せ」
女優の黒木華が、映画『繕い裁つ人』でウエディングドレスを着用した姿が公開された。本作で中谷美紀演じる主人公・市江の洋裁店を訪れ、オリジナルブランドの話を持ちかける営業マンの妹役を務める黒木。ウエディングドレスを着用するのは今回が初とあって、「とても幸せでした」と喜びを語っている。
池辺葵の同名漫画を実写化した本作は、祖母が始めたこだわりの洋裁店を受け継いだ2代目店主・市江と、彼女の服を愛する人々が織り成す、成長と感動の物語。主演の中谷をはじめ、三浦貴大、片桐はいり、杉咲花、中尾ミエ、伊武雅刀、余貴美子ら豪華俳優陣が出演する。メガホンを取るのは『ぶどうのなみだ』『しあわせのパン』などの三島有紀子監督。
『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞し、「花子とアン」ではヒロイン・花子の妹役を務めるなど、話題作への出演が続く黒木。着用したウエディングドレスは、主人公の市江にとって初のオリジナル作品という設定の重要なアイテムで、「あまちゃん」など数多くの作品で衣装デザイナーとして活躍する伊藤佐智子が手掛けたもの。「一輪の花のようなドレス」をイメージしたというドレスの裾の部分には淡いピンク色がのせられ、襟はアンティークの手製のレースというこだわりようだ。
そんな匠の技と心が込められたドレスに黒木は、「初めてのウエディングドレス経験を、伊藤佐智子さんのオートクチュールの繊細でステキなドレスでできて、とても幸せでした」とうれしさをにじませた。(編集部・吉田唯)
映画『繕い裁つ人』は1月31日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開