『P.S. アイラヴユー』監督が手掛ける切ないミュージカルラブストーリー『ラスト5イヤーズ』4月日本公開
ジェイソン・ロバート・ブラウンの同名ミュージカルを映画『P.S. アイラヴユー』のリチャード・ラグラヴェネーズ監督が映画化した『ラスト5イヤーズ』が、4月25日より日本公開されることがわかった。本作は女優の卵キャシーと小説家ジェイミーという1組のカップルの出会いから破局までの5年間の物語を、逆行する時間軸で描いた切ないミュージカルラブストーリーだ。
ミュージカル「ラスト・ファイブ・イヤーズ」は、2001年に米「タイム」誌が選ぶベストショー10に選出され、その後オフ・ブロードウェイで大ヒットを記録した舞台。トニー賞の常連ソングライターであるブラウンが手掛けた同ミュージカルは、楽曲の素晴らしさもさることながら、年月を重ねることで生まれる夢と現実のギャップ、気持ちのすれ違いといった、愛を知る者なら誰もが思い当たるリアルな目線が共感を呼んで、世界中で上演され続けている。
そんな名舞台をラグラヴェネーズ監督が、アナ・ケンドリック(『イントゥ・ザ・ウッズ』)とジェレミー・ジョーダン(「SMASH」)というブロードウェイ出身の若き実力派を主演に迎えて映画化したのが本作。夫婦のすれ違う心を表すかのように、キャシー(アナ)目線では愛の終わりから二人の出会いへとさかのぼり、ジェイミー(ジェレミー)目線では恋に落ちた瞬間から愛が終わりを迎えるまでをたどるという、独創的な時間軸の使い方でつづられる切ない愛の物語となっている。(編集部・市川遥)
映画『ラスト5イヤーズ』は4月25日よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開