田中麗奈、吹石一恵、安達祐実が新生“右京”と共演!水谷豊×浅田次郎タッグ作!
ドラマ「相棒」シリーズの水谷豊主演で、浅田次郎の同名小説を映画化する『王妃の館』の追加キャストが発表され、田中麗奈をはじめ、吹石一恵、尾上寛之、青木崇高、中村倫也、安達祐実、山中崇史、野口かおる、緒形直人、石橋蓮司、安田成美、石丸幹二らの出演が明らかになった。
水谷が、天才小説家・北白川“右京”という、新たな右京役に挑むことでも話題の本作。日本語で“王妃の館”を意味するパリの一流ホテルを舞台に、倒産しかけの旅行会社が企画したとんでもないツアー計画に巻き込まれた、右京をはじめとする参加者たちが繰り広げる、笑いあり、涙あり、人情ありの人間ドラマが描かれる。
田中は、旅行会社の女社長で、今回のいわくつきツアーの首謀者・朝霞玲子役で出演。浅田の原作は10年ほど前に読んでおり、「当時は、とっても面白くこんな大作の娯楽作品、映画化なんて無理だろうなと思っていました。ですが、今回実現しました。実現させた制作チーム、そしてパリで力強く堂々と撮影した現場チーム、本当に凄いと思います」と自信をのぞかせる。
また吹石は、たった1人でツアーに参加したワケあり風OLの桜井香役、安達は緒形ふんする成金実業家がベタぼれしているホステス・ミチル役で出演。メガホンを取った橋本一監督は、本作について「今回はキャラ合戦」だと語っており、豪華女優陣をはじめとする実力派キャストが、水谷を中心にどんな演技合戦を繰り広げるのか、期待が高まる。
撮影にあたっては20日間に及ぶパリロケが行われ、ルーブル美術館、セーヌ川、ヴォージュ広場といったフランスの観光名所に加え、日本映画では初となるヴェルサイユ宮殿における撮影を敢行。休館日を利用し、1日貸切で撮影された映像はとにかくゴージャス。有名な「鏡の回廊」におけるシーンでは、圧巻の映像美が展開するといい、水谷は「俳優人生の中でも、夢のような贅沢な瞬間でした」と撮影を振り返っている。(編集部・入倉功一)
映画『王妃の館』は4月25日全国公開