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第68回カンヌ国際映画祭の審査員長にコーエン兄弟!

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コーエン兄弟が審査員長なら、クセのある映画が有利かも?
コーエン兄弟が審査員長なら、クセのある映画が有利かも? - John Lamparski / WireImage / Getty Images

 映画『ノーカントリー』『トゥルー・グリット』などの監督として知られるジョエル&イーサン・コーエン兄弟が、第68回カンヌ国際映画祭の審査員長を務めることが、同映画祭の公式サイトで発表された。

【本編映像】コーエン兄弟『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』

 2人の人物が同映画祭の審査員長を務めるのは今回が初めて。カンヌ映画祭とコーエン兄弟の縁は深く、『バートン・フィンク』(1991)でパルムドールを受賞したほか、『ファーゴ』(1996)、『バーバー』(2001)では監督賞を獲得。近年においても、2013年に『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』が審査員特別グランプリに輝いている。

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 今回の決定について、両監督は「再びカンヌ国際映画祭を訪れるのが楽しみです。世界中から集まる作品を観る機会が与えられたことに特に喜びを覚えます」とコメント。「カンヌは、僕らの初期のキャリアからずっと重要な映画祭でした。これまで僕らは、どの映画祭においても委員長などを務めたことがなかっただけに、特別な名誉と考えています」と感謝を述べている。

 今年のカンヌ映画祭は現地時間5月13日から24日まで開催。その他の審査員や映画祭の出展作品のラインナップは4月に発表される。現在コーエン兄弟は、ジョージ・クルーニー主演の最新作『へイル・シーザー!(原題)/ Hail Caesar!』を撮影中だ。(細木信宏 / Nobuhiro Hosoki:編集部・入倉功一)

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