ムネリン、野球の師匠は「王貞治さん」不屈の精神語る映像公開
先日、米大リーグのトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ“ムネリン”こと川崎宗則が、台湾代表として甲子園出場を果たした野球部の実話を基にした映画『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』にコメントを寄せた映像が公開され、自身の野球の師匠は「王貞治さんです」と明かした。
日本統治下の1931年に台湾代表として甲子園出場を果たし、決勝まで勝ち進んだ“KANO”こと台南州立嘉義農林学校野球部の実話を映画化した本作。弱小チームを甲子園まで導いた実在の鬼監督・近藤兵太郎を永瀬正敏が演じるほか、坂井真紀、大沢たかおらが出演する。
本作を鑑賞した川崎は、自身にとっての近藤監督(=野球の師匠)を問われると、「僕にとっての近藤監督は王貞治さんです」と即答。「もうまさしく王監督の、なんていうかな、『不屈の精神』。これそのまま近藤監督とマッチしてですね。そのままです」と福岡ダイエーホークス・福岡ソフトバンクホークス時代を振り返り、「ちょっと怖かったです。どっちかっていうと。震え上がったっす」と絶対に諦めない「不屈の精神」を思い出した様子であった。
さらに、川崎は本作を「少年たちの夢や希望、絆と大切なものが詰まっていました」と絶賛。「野球好きな方だけではなく、日本中の人たちにぜひ観てもらいたいです」と熱いエールを送った。(編集部・吉田唯)
映画『KANO ~1931海の向こうの甲子園~』は1月24日より新宿バルト9ほか全国公開