第57回ブルーリボン賞が決定!佐々木蔵之介『超高速!参勤交代』が作品賞!
在京のスポーツ紙7社の映画担当者が選出する第57回ブルーリボン賞の受賞者が発表され、佐々木蔵之介主演の時代劇『超高速!参勤交代』(本木克英監督)が作品賞に決定した。
ブルーリボン賞は、「東京映画記者会」が1950年より主催している映画賞。毎年1月に結果が発表され、2月に授賞式が行われる。
作品賞に選ばれた『超高速!参勤交代』は、第87回アカデミー賞外国語映画賞部門に出品された『そこのみにて光輝く』や第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞と最優秀男優賞をダブル受賞した『私の男』を退けての選出。通常8日はかかる参勤交代を5日で行うよう無理難題を押し付けられた小藩が、奇想天外な作戦の数々でピンチを切り抜けようとする姿を描く。第37回城戸賞入選作を『鴨川ホルモー』などの本木克英監督が映画化した。
そのほか、『私の男』の浅野忠信が主演男優賞に、『0.5ミリ』『百円の恋』といずれも高評価を受けた作品で熱演を披露した安藤サクラが主演女優賞に輝いた。
受賞式は2月12日に東京・イイノホールで開催される。(編集部・入倉功一)
受賞者は以下の通り
作品賞 『超高速!参勤交代』(本木克英監督)
監督賞 呉美保『そこのみにて光輝く』
主演男優賞 浅野忠信『私の男』
主演女優賞 安藤サクラ『0.5ミリ』『百円の恋』
助演男優賞 池松壮亮『紙の月』『海を感じる時』『ぼくたちの家族』
助演女優賞 小林聡美『紙の月』
新人賞 小芝風花『魔女の宅急便』
外国作品賞 『ジャージー・ボーイズ』(配給・ワーナー・ブラザース映画)