桐谷美玲、丸刈り＆変顔のコメディエンヌに！「ヒロイン失格」実写映画化

　女優の桐谷美玲が、幸田もも子の同名漫画の実写映画化『ヒロイン失格』で主演を務め、幼なじみに恋する個性的なヒロイン・松崎はとり役で、丸刈りや変顔などこれまでのイメージにないコメディエンヌぶりを披露することが明らかになった。

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　原作は、集英社の「別冊マーガレット」で2010年4月～2013年4月まで連載された人気漫画。桐谷演じるはとりと、彼女が片思いする幼なじみの寺坂利太、利太と付き合い始める六角精児似のイケてない女子・安達未帆、はとりに興味を持つ学校一のモテ男・弘光廣祐の恋模様を描く爆笑必至のロマンチック・コメディー。

　利太を演じるのは“壁ドン”ブームの火付け役で、今春開始の朝ドラ「まれ」への出演も決定している山崎賢人。廣祐役にはMEN'S NON-NO専属モデルで、『娚の一生』『海街diary』など話題作への出演が続く坂口健太郎が起用された。メガホンを取ったのは『高校デビュー』などの英勉監督。1月末にクランクインし、5月に完成、夏の公開を予定している。

　「NEWS ZERO」のキャスターを務め、昨年末に米映画サイト・TC Candlerが発表した「世界で最も美しい顔100人」で日本人トップの8位にランクインするなど、クールビューティーなイメージが強い桐谷。しかし意外にも、今回の映画化は原作の大ファンである桐谷たっての希望であるそうで、「はとりのマネをしながら変顔の練習をしていたのを思い出します。これほど思い出深く大好きなマンガの実写版に参加させていただけること、ほんとにうれしく思っています！」と喜びを語っている。

　ラブコメの世界を楽しみたいと話す山崎は、「はとりの行動、リアクションがすごく面白いので、利太としてそれをどう受けていくか」と意気込んだ。一方、自身の役を「少し僕と似ている」と言う坂口は、「多分弘光は周りが見えすぎてしまうから、自然に距離を作ってしまう。愛想がいいと言ってしまえばそれだけだけど、そこに弘光の中だけのジレンマがあるように感じて、そこを上手く表現できたらと思います」と役への思いを明かした。

　原作の幸田は「はとりのモデルにしてた桐谷美玲さんにはとりを演じてもらえるなんて、本当にうれしいです！」と喜びのコメント。「桐谷さんがこんな変顔するなんて!!　カッコいい山崎さんがどうやってヘタレ男子（？）になるんだろう!?　坂口さんのチャラ男って新しすぎる!!」と期待を膨らませている。（編集部・吉田唯）

映画『ヒロイン失格』は今夏、全国公開