斎藤工「昼顔」の影響で結婚に恐怖感
俳優の斎藤工が2014年最もビューティーな人を表彰する「THE BEST BEAUTY OF THE YEAR」に選ばれ、28日に都内で行われた都内で行われた美容誌「VOCE」の授賞式に出席した。昨年末、結婚ラッシュに沸いた芸能界だが、斎藤は不倫を扱ったドラマ「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」に出演したことにより、結婚にある種の恐怖感を抱くようになったことを明かした。
斎藤は、「相手が見つかっていたら、（結婚ラッシュの）流れに乗っていたかもしれない」と告白。しかし、「昼顔」出演以降、結婚生活の果てのリアルについて自分なりにリサーチしたところ、「ローンで一軒家を買ったご夫婦の旦那が働いているそのさなか！ その家で！ というのを知ったときにいたたまれなくて……」とかなりショッキングな不倫の現場を知って打ちのめされた様子。結婚にある種の恐怖を感じていることを告白すると、MCが「昼顔」の影響で「工くんの結婚はしばらくない！」と断言し、会場を笑いに包んだ。
「THE BEST BEAUTY OF THE YEAR」は、美容誌「VOCE」が主催し表彰するもので、歴代受賞者には指原莉乃（2013）、長澤まさみ（2012）、前田敦子（2011）がおり、男性が受賞するのは、第1回目の松本潤（2010）に次いで2人目。2014年、美容業界では「色気」がキーワードであったこともあり、ドラマ「昼顔」で上戸彩演じる人妻との不倫の恋に溺れる高校教師を演じて以降、“男の色気”漂う俳優として話題を独占している斎藤が選出された。
この日、ドラマのオープニングナンバーが流れる中、サプライズ登場するも、「上戸彩さんを待たれていた感じですよね。お前かよっていう感じを受けた」と会場を見渡す斎藤。また、「ビューティーとはほど遠い人種」と思っているそうで、「ドッキリだと思っている。ここが落とし穴になっているんじゃないかな」とステージ上を足でなでる場面も。さらに、「僕は路地裏の住民。来年は間違いなくこういう場には呼ばれない」と相変わらずの自虐的コメントを連発した。常日頃から「過信が身を亡ぼす」と思っていると話す斎藤だが、本受賞は誰もが納得いくもの。最後は「去年出会った作品の恩恵を今は楽しみたい」と素直に喜び、笑顔を見せた。（取材・文：鶴見菜美子）