「エヴァ」ロンギヌスの槍を月に刺す!20周年記念で壮大なプロジェクト始動!
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビ放送開始20周年を記念した特別プロジェクトとして、「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」の始動が30日、東京・渋谷ヒカリエで行われた記者発表会で明らかになった。
同プロジェクトは、アニメ内において、エヴァ零号機によって投げられた「ロンギヌスの槍」が月面に到達する名シーンを、日本の宇宙技術を使って月面で再現しようという試み。日本初の民間月面無人探査を目指すプロジェクトチーム「HAKUTO(ハクト)」が技術協力し、月への打ち上げや輸送、月面への「ロンギヌスの槍」の射出を行う。
必要となる資金は、国内最大手のクラウドファンディングサイト「READYFOR」で一般募集。本日より4月5日までの65日間の期間中に、1億円の調達を目標としている。支援できる額は、5,000円から1万、100万円など細かく分けられ、最大では1,000万円まで設定されており、支援額に応じて限定特典(リターン)も用意。期間中に目標額に達しない場合は、プロジェクトは不成立となる。
この日のイベントには、宇宙飛行士の山崎直子さんと女優の加藤夏希が出席。「20周年なので、何かあるなとは思っていましたが、こんな壮大な計画が立ち上がるとは。成功したらぜひ学校の教科書に載せてほしい」と感激の表情を見せた加藤は、「ぜひ支援したい。『加藤さん、あと1,000万円だけ足りないんです』といわれたら、ダンナもファンだし、スタッフも集めてみんなで支援しちゃうかも。皆さんも、悩んでいる暇はありません。サービスサービスぅ!」と「エヴァ」ファンおなじみのフレーズを交えて呼び掛けた。(取材/岸田智)