狡噛役の関智一、「PSYCHO-PASS サイコパス」名場面を振り返り感激!
30日、人気テレビアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」を映画化した『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の大ヒット御礼イベントが新宿バルト9で行われ、本作で主要キャラクター・狡噛慎也の声を担当する人気声優の関智一が狡噛のコスプレ風衣装で登壇。「僕の毛量ではこれが限界ですが」と髪型まで狡噛をまね、手には狡噛の武器であるドミネーターを持ち、テレビシーズの第1期の名場面をご機嫌な様子で観客と振り返った。
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』フォトギャラリー
人間の心理状態や性格を計測し数値化できるようになった近未来の管理社会で、治安維持活動に奮闘する公安局刑事課一係の刑事たちの姿を描いた本作。関は劇場版を実際に劇場に観に行ったといい、「大きいスクリーンで観るのが合っている作品。外国の映画のようにスタイリッシュで音も良くて驚きましたね。僕、自分の作品であっても疲れていると寝てしまうことがあるんですが、今回は一切寝なかった。最後まで目が離せなかった」とその出来映えを絶賛。
イベントではテレビシーズの第1期の狡噛の名場面を観客と共に振り返ったが、自身のお気に入りシーンとして16話での、狡噛と、数々の事件の裏で暗躍する槙島聖護がノナタワーで初めて対峙(たいじ)するシーンや、13話のドローン工場で公安局刑事課一係の刑事たちが犯人を追い詰めるシーンを挙げ、「あの頃は楽しかった。みんな死んじゃったけど」「鳥肌が立ちます」とご満悦。
イベント終了間際には塩谷直義監督もサプライズ登壇し、18話で狡噛からヒロイン常守朱へ送られた手紙のシーンを振り返ってしみじみ。また本作の制作に当たった女子スタッフがセレクトした狡噛が3話で上半身裸になるシーンや、水を頭からかぶる、たばこを握りつぶすなどの、女性目線での狡噛の萌えシーンも多数紹介され、関はスクリーンを見つめながら、観客と一緒に大盛り上がりしていた。(取材・文:名鹿祥史)
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』は公開中