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海賊VS山賊VS朝鮮開国勢力!海上のバトルを描く『パイレーツ』日本公開決定

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海上での大激戦! - 映画『パイレーツ』より
海上での大激戦! - 映画『パイレーツ』より - (C) 2014 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.

 海賊、山賊、朝鮮開国勢力による海上での大激戦を描き、韓国で864万人を動員したアクションアドベンチャー映画『海賊』の邦題が『パイレーツ』に決まり、初夏に日本公開されることがわかった。

 本作は、朝鮮建国初期に国家の印として押す印章、国璽(こくじ)を高麗から明国に返却された後のおよそ10年間、新しい国璽(こくじ)が存在しなかったという歴史的事実を土台に話が進む。朝鮮建国と国璽(こくじ)の不在という歴史的事実に「なかった理由は何だろうか」「なぜそのような状況になったのだろうか」という疑問と想像を加え、これまで韓国の映画やドラマでは一度も扱われなかった海賊を主人公に据えた。

 海賊団のカリスマ的な女親分ヨウォルを演じるのは、『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジンで、自身初となる剣術やワイヤーアクションを披露する。ヨウォルと対峙(たいじ)する、高麗の武家出身の山賊チャン・サジョンにふんするのは日韓合作テレビドラマ「赤と黒」のキム・ナムギル。今回の役はキム本人のキャラクターそのものらしく、同役とのシンクロ率が高いと自他共に認めている。

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 また、海賊や山賊と同じく重要なキャラクターとなるのが海の神クジラで、実際のクジラの特性を反映したキャラクターデザインが施されている。独自の映像システムで、海とクジラとの完璧な調和に成功した本作のメガホンを取るのは、『ダンシング・クィーン』のイ・ソクフン監督だ。(下瀬廣洋)

映画『パイレーツ』は初夏、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開

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