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染谷将太、『さよなら歌舞伎町』トークショーにサプライズ登場! つじあやのらと音楽トーク!

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公開記念トークショーで音楽談義に花を咲かせた(左から)廣木隆一、つじあやの、染谷将太
公開記念トークショーで音楽談義に花を咲かせた(左から)廣木隆一、つじあやの、染谷将太

 俳優の染谷将太が31日、テアトル新宿で行われた映画『さよなら歌舞伎町』公開記念トークショーにサプライズ登場、音楽を担当したつじあやの廣木隆一監督らとともに音楽談義に花を咲かせた。

 1月24日に初日を迎えた本作、メイン館となるテアトル新宿、テアトル梅田では初日が全回満席となる大ヒットスタートとなったことを記念して行われた本トークショー。この日、主演の染谷がサプライズゲストとして来場することが廣木監督から発表されると会場は大歓声。その歓声の中、登場した染谷は「通りすがりの染谷です」とあいさつし、会場を沸かせていた。

 その後は廣木監督を聞き手に、映画音楽初挑戦となったつじに質問することに。しかし、時折、言葉に詰まった廣木監督が「染谷、何か聞きたいことある?」と助けを求めると、すかさず染谷が聞き手にチェンジする、という形でトークは進行された。新宿・歌舞伎町のラブホテルに集まるワケありの男女の人生が交錯するさまを描き出した本作につじは、「最初に脚本をいただいて、映像を観て、正直ビックリしました。歌舞伎町の話と聞いていたんですが、やはりぬれ場的なものがかなり多くて」と笑っていた。

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トーク
廣木隆一監督、染谷将太が交互に聞き手にチェンジしながらつじあやのとのトークは進行した

 「この映画にはウクレレの音がいい」と思ったことから、つじにオファーしたという廣木監督だが、かつてつじが主題歌を務めたジブリアニメ『猫の恩返し』などとは毛色の違う作品であることから、「映像を観たら断られるかなと思ったけど、はいと言ってくれたので良かった」と述懐。一方のつじは「映画音楽はとても面白かった。映像を観て感じることも多かった」と満足げな表情を見せ、さらに「またオファーがあったら?」という廣木監督の問いかけにも「ぜひやりたいです!」と即答だった。

 完成した音楽について染谷は「演じている時はみんな悲惨な目にあって。結構ハードな感じがしていたんですが、完成した時に、欠けてる部分や(表面に)出されていない部分が美しく思えた。こういうことで満たされるんだなということを音で感じました」とコメントすると、「それはうれしいですね」と笑顔を見せるつじ。「わたしも映像を観て、監督が登場人物をやさしく見つめているなと感じたので、そういう風になれたらと思いました」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)

映画『さよなら歌舞伎町』はテアトル新宿ほか全国順次公開

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