「ミュータント・タートルズ」が再びブーム!?
マイケル・ベイが製作を務める実写版映画『ミュータント・タートルズ』がいよいよ日本でも公開されたが、本国アメリカを含む世界的成功の背景には第2次タートルズブームがあるという。
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ミュータント・タートルズといえば、ミュータントなカメなのにニンジャでティーンエイジャーの不思議なヒーロー。日本では「忍者タートルズ」として認識している人も多いだろう。テレビアニメから映画、ファミコンにゲームボーイと1990年代に一世を風靡(ふうび)した人気アメコミキャラクターだ。
だが、彼らは過去のものとして終わってはいなかったのだ。実は2012年からアメリカの子供向けチャンネル、ニコロデオンで再びアニメの放送が始まったことをきっかけに、世界中でその人気が大爆発。以降、フィギュアやアクション玩具はもちろんのこと、スニーカーやHondaのバイク、ハローキティなどとのコラボなど、その勢いは加熱する一方。
そんなタートルズブームのさなか、昨今のアメコミヒーロー映画ブームも相まって、実写化が決まった『ミュータント・タートルズ』。全米では2014年夏に公開されると、興行収入6,557万5,105ドル(約78億6,901万2,600円)を記録し初登場1位に輝き、V2を達成(数字はBox Office Mojo調べ、1ドル120円計算)。続編製作も決定している。
2012年にテレビアニメが再開し、2014年に実写映画が公開、ニワトリが先か卵が先か的な話ではあるが、いずれにせよ、相乗効果により第2次タートルズブームが巻き起こり共に大成功を収めている。日本でも2014年にはテレビアニメが放映されており、このブームはどこまで続くのか、気になるところだ。(編集部・浅野麗)
映画『ミュータント・タートルズ』は全国公開中