ベン・スティラー、『ナイト ミュージアム』にネアンデルタール人として出演
ベン・スティラーがシリーズ最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』で主人公の夜警ラリーだけでなく、ネアンデルタール人のラーを演じていることがわかった。
ラーは、顔が似ているラリーのことを「パパ」と呼ぶ、ニューヨーク自然史博物館のネアンデルタール人。ベンはこの新キャラについて「彼は、ラリーの注意を引いて愛してほしいと思う幼い子供のようなものだけど、同時に感情をあらわにした野生人らしさも持っているんだ。ショーン(・レヴィ監督)からラーのアイデアを聞いたときには笑ったよ」と語っている。
また、ベンだけでなく、“テディ”ことセオドア・ルーズベルト大統領役の故ロビン・ウィリアムズさんも2役を担当。愛嬌(あいきょう)たっぷりに演じているのはインド神話に登場する神鳥ガルーダの声で、苦戦を強いられたラリーたちを小さな体で応援するシーンに注目したい。
本作は、真夜中に動き出す展示物とラリーが巻き起こす騒動を活写したファンタジーコメディーの最終章。ベン・キングズレー、ダン・スティーヴンスらが大英博物館の新キャラを演じるほか、第1作で活躍した先輩夜警3人組にふんしたディック・ヴァン・ダイク、故ミッキー・ルーニーさん、ビル・コッブスの再登場もファンにはうれしいところだ。(編集部・市川遥)
映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』は3月20日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開