LiLiCo、アイドルの恋愛禁止論に持論を展開「ほどほどは必要」
映画コメンテーターのLiLiCoが7日、横浜・みなとみらいのショートフィルム専門映画館・ブリリアショートショートシアターの7周年を記念したバレンタインスペシャルトークショーに、同シアターの代表で俳優の別所哲也と出席。トーク中にアイドルの恋愛禁止論にも触れて、自身の経験と共に「ほどほどの恋愛経験って必要だと思う」と語った。
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同館では2月より「ダメ男」をテーマにセレクトした、『人生は素晴らしい』『服を脱がして』『テディ』『コインランドリー』『映画とディナー』の5作品を上映。この日は上映の合間にトークショーも行い、お互いの思う「ダメ男・いい男」の条件などに花をさかせた。
そんな中、ほぼ恋愛経験ゼロな男性の悲喜劇を描いたコメディー『映画とディナー』にかけて、LiLiCoは「日本のタレントやアイドルのみなさんってマネージャーから『恋愛しちゃダメ』って止められているから、一切経験がなくて大人になっていくじゃない。だからわけの分からない男に引っかかるのよね。ほどほどの恋愛経験って必要だと思う」とコメント。
自身も若い頃にマネージャーから「友達・ 彼氏・恋愛禁止」と厳しく制限されていた経験を振り返り、「それが今でも妙にトラウマで、恋愛って悪いことで男と手をつなぐのもいけないというのがどこかにあって。冷静に考えるとわたしが結婚した所で誰も悲しまないし、むしろ笑ってくれるっていう感じだけど、(恋愛に)盲目にもならないし、今はもっとドライで。このドライな感じをどうにか捨てたい。でも、昔マネージャーに言われたことがすごいしみ込んじゃって」と話した。
別所も一般論として「大切な人ができれば本当はもっと頑張ろうってなるんじゃないかな」と恋愛の大切さを語ると共に、「『俳優をする以上、ほかに好きなものや没頭するものがあったら成功しない』って言わ続けた」という自身の経験も紹介。「だから 、ファーストキスがドラマだったとか、多いですよね」と芸能界の独特な恋愛事情を語った。(中村好伸)
「ダメ男」ショートフィルムプログラムは、ショートフィルム専門映画館・ブリリアショートショートシアターにて2月28日まで上映