映画史上最も残虐で悲しい子食いクラウン…イーライ・ロス製作ホラー3月日本公開
映画『ホステル』などで知られるホラー映画界の気鋭イーライ・ロスが製作を務め、映画史上最も残虐で悲しい子食いクラウンの姿を描いた『クラウン』が3月21日より日本公開されることが明らかになった。
本作は、息子の誕生日を祝うために着たクラウンの衣装が肌の一部になりはじめ、怪物に変貌していく父親と、その愛する息子の運命をつづったホラー。呪われた衣装の謎は、かつて子供たちをむさぼり食っていた悪魔“クロイン”伝説にあった。父親は、永遠に“クロイン”になってしまう前にそれをくい止める方法を見つけることができるのか……?
製作のきっかけになったのは、2010年に映画学校の仲間であるジョン・ワッツとクリス・フォードがジョークで作ったフェイクのホラー映画予告をYouTubeに投稿したこと。クレジットにイーライ・ロスの名を載せた同フェイク予告がロス本人の目に留まり、投稿から2日としないうちに「この企画を本当に映画にしないか?」という連絡が。ロス製作の下、ワッツとフォードが監督、脚本を担当し映画化されることになった。ロスが見初めた新たなホラー界の才能に期待したい。(編集部・市川遥)
映画『クラウン』は3月21日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開