松岡茉優、親友・橋本愛の手紙に涙拭う
女優の橋本愛と松岡茉優が14日、新宿ピカデリーで行われた映画『リトル・フォレスト 冬・春』の初日舞台あいさつに三浦貴大、温水洋一、桐島かれん、森淳一監督と登壇。イベントの最後には16日に20歳の誕生日を迎える松岡を祝福するサプライズも行われ、橋本が思いを込めた手紙を朗読すると、松岡は思わず涙を拭って感激した。
同作は、都会の生活に挫折し故郷の山村に戻ってきたヒロイン・いち子(橋本)が、大自然の中で自給自足の生活を送りながら再生していく姿を描いた物語の後編。
イベントの冒頭、いち子の親友・キッコを演じた松岡は、「橋本愛とは15~16歳で出会ってから今回で3回目の共演になるんですが、やっと笑いあえる役を頂いて。橋本愛と松岡で岩手に暮らしていたくらいのナチュラルなお芝居ができました」と愛着たっぷりにあいさつ。
イベントの後半には、そんな親友の橋本からサプライズで祝福される展開が。「おめでたいニュースがあります」とMCの合図でバースデーケーキが運ばれてくると、松岡は「橋本愛が踏ん張った映画ですし、今思わず『愛、誕生日いつだっけ?』って聞いて。1月だったのでどっちだろうと思ったらわたしだったので、お時間使っていただいてありがとうございます」と恐縮した。
さらに、橋本が手紙で「撮影中、茉優が近くにいてくれたから頑張れたことがたくさんありました。本当に本当に逃げようかと思っていたので、茉優がいてくれて本当に良かったです」「一緒にすてきな大人、女性、役者になりましょう。大好きです」と愛情がこもった手紙を朗読。それまでひょうひょうとしていた松岡もこれには涙を拭うしぐさを見せ、橋本とハグを交わすと、会場は2人の友情を見守る温かな空気に包まれた。(中村好伸)
映画『リトル・フォレスト 冬・春』は公開中