『くちびるに歌を』の合唱部キャスト、アンジェラ・アキの名曲を200人の中高生と大合唱!
アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにしたベストセラー小説を、新垣結衣主演で映画化した『くちびるに歌を』の合唱イベント付中高生限定試写会が15日、スペースFS汐留で行われ、本作の合唱部キャスト11名が登壇。同曲を客席と一体になって合唱した。
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長崎県・五島列島の中学校を舞台に、新垣演じる音楽の臨時教師・柏木(新垣)が、生徒たちが書いた「15年後の自分」への手紙をきっかけに、周囲の人々と心を通わせていくさまを描いた本作。劇中、合唱部キャストを演じた若手キャスト11名は壇上に上がると、一列に並び、名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」の伴奏無しのアカペラバージョンをまず披露。その後、伴奏を入れたバージョンを客席の中高生約200人と一体になって大合唱した。
劇中、合唱部部長・仲村ナズナを演じた恒松祐里はこの日、喉の調子を崩しての合唱参加となったが、喉の不調を微塵も感じさせない見事な熱唱ぶりで、歌い終わると「いつもは合唱部のメンバーだけで歌っているのに、それ以上の人数で歌うことができてすごく楽しかったです。またこういう機会があればやってみたいし、みなさんと出会えて本当によかった」とにっこり。
桑原サトル役の下田翔大も「会場のみなさんと心がひとつになった感じ。今回はいろいろな方たちがいて、その一人一人の良さがミックスされていて、すごくいい合唱になっていました」と興奮気味。関谷チナツ役の葵わかなは、劇中同様指揮者として壇上に上がったが、「ステージと客席に挟まれて指揮をとるのは初めて。わたしはずっとみんなの合唱を見ている立場なので、歌い方とかそれぞれの個性を見ながら指揮をとれて楽しかったです。みんな、こんなことを考えながら歌っているのかなと思うような、個性的な表情がたくさんありました」と嬉しそうに感想を述べていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『くちびるに歌を』は2015年2月28日より全国公開