松坂桃李、ちびっ子バイオリニストに褒められて上機嫌!
俳優の松坂桃李が15日、映画『マエストロ!』大ヒット御礼イベントに、西田敏行、小林聖太郎監督と共に登壇した。猛特訓を積んでバイオリニスト役に挑戦した松坂は、ちびっ子バイオリニストにその腕を褒められ、上機嫌の笑顔を見せた。
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本作は、若きバイオリニスト・香坂(松坂桃李)のもとに集結した、アマチュアフルート奏者・あまね(miwa)をはじめとした”負け組”楽団員と、謎の指揮者・天道(西田敏行)が巻き起こす、笑いと涙の本格的音楽エンターテイメント。
この日、MCが「生のバイオリンを聴きたくないですか?」と客席に呼びかけると、松坂は一瞬ドキッとした表情で腕のストレッチを始めるが、ちびっ子バイオリニストの登場と聞いて胸をなでおろしながらホッと一息。その後、5人のちびっ子バイオリニストが登場すると「うわ~カワイイ。バイオリン小っちゃいですねぇ」と頬を緩める松坂。バイオリンを練習する上で基礎楽曲となる「きらきら星」の生演奏が始まると、松坂は温かい目で見守り、無事に弾き終わると、「素晴らしいと同時に『きらきら星』を弾いていた僕の悪夢が浄化されました」と晴れ晴れしい笑顔で称賛。ところが、「手前の女の子がビブラートをやっていてびっくりしました。僕もこの時期から(バイオリンを)はじめたら『マエストロ』をやるにあたって負荷がかからなかったのかな」と悔しそうな表情も見せた。
しかし、松坂がバイオリンを1年間も特訓して臨んだだけあり、観客の満足度が極めて高い本作。ちびっ子の一人から、「格好良くて上手でした」とバイオリンの腕を褒められると、松坂は「どうも有り難うございます」とうれしそうに深々と頭を下げる場面も。一方の西田は、5歳の頃に半年ほどバイオリンを習っていたそうで、ちびっ子たちの姿に「昨日のことのように思い出す」と目じりを下げっ放しだった。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『マエストロ!』は全国公開中