戦場の記憶にむしばまれる兵士と家族…イーストウッド新作、特別映像公開！

　名匠クリント・イーストウッド監督が、米軍最強と呼ばれた狙撃手の真実を描き出す映画『アメリカン・スナイパー』から、ブラッドリー・クーパー演じる主人公クリス・カイルが、戦場で負った心の傷のため精神をむしばまれていく姿を捉えた特別映像が公開された。

　イラク戦争において160人以上の敵兵を射殺し、米軍最強のスナイパーと呼ばれたクリス。彼の自叙伝を映画化した本作は、迫力の戦闘シーンだけでなく、主人公とその妻、そして生まれたばかりの子供が織り成す家族の葛藤とエモーショナルなドラマが共感を呼び、男性だけでなく多数の女性客を動員。本国アメリカにおいて空前の大ヒットを記録している。

　公開された映像で映し出されるのは、子供にさえ銃口を向けなくてはならなかった戦場の記憶に苦しめられるクリスの姿。無事に帰国を果たし、幸せな日常を取り戻した後も、ふとした瞬間に戦場の体験がフラッシュバックを繰り返し、次第にカイルと彼の家族をむしばんでいく様子が描かれる。

　本作を一早く鑑賞したオノ・ヨーコは「勇気ある素晴らしい反戦映画で、戦争の実態を知るために日本のすべての若者が観るべき作品です」と絶賛するなど、各界の著名人、多くのマスコミ関係者から、この衝撃と感動に対する絶賛の声が寄せられている。（編集部・入倉功一）

映画『アメリカン・スナイパー』は2月21日より全国公開