『007』最新作撮影中に事故 助監督が骨折
MI6(イギリス秘密情報部)のエージェント、ジェームズ・ボンドの活躍を描く『007』シリーズの最新作『007 スペクター』の撮影現場で、助監督のテリー・マッデンが複数箇所を骨折するけがを負っていたことがわかった。The Hollywood Reporterが報じた。
関係者によると、事故は現地時間17日に発生。オーストリア・ソルデンでの撮影中、カメラを積んだトラックが急に進路を外れ、小屋に突っ込んだという。また映画のスポークスマンはDaily Mail Onlineに、「2人の撮影クルーが負傷し病院に運ばれました。一人はすでに退院しており、もう一人は足の骨折の治療を受けています」と説明している。
マッデンは『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981)から『007』シリーズに携わっており、今回はセカンドユニットの助監督を担当していた。MGMや米ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、現時点ではまだコメントを発表していない。同作は今月、主演のダニエル・クレイグがアクションシーンの撮影中に膝を捻挫し、撮影が一時中断していたことが報じられたばかりだった。日本では11月に公開予定。(編集部・井本早紀)