みんなにオスカー像を!『LEGO(R)ムービー』から候補者に粋なプレゼント!
第87回アカデミー賞
日本時間23日に行われた第87回アカデミー賞授賞式で、惜しくも受賞を逃した一部の候補者たちに、歌曲賞にノミネートされていた『LEGO(R)ムービー』から粋なプレゼントが贈られたことが話題を呼んでいる。
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長編アニメ賞へのノミネートを確実視されながら、まさかの落選となったことでも話題を呼んだ『LEGO(R)ムービー』。しかし、歌曲賞にノミネートされていた「Everything Is Awesome!!!」を披露したこの日のステージでは、ゴキゲンなパフォーマンスを披露。劇中でバットマンの声を担当したウィル・アーネットが本物のバットマンスーツに身を包んで登場するなど、粋な演出の数々で喝采を浴びた。
ショーの合間には、パフォーマーたちがレゴブロックで作られたオスカー像を客席のセレブたちに手渡す一幕も。オプラ・ウィンフリーや『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のエマ・ストーン、『フォックスキャッチャー』のチャニング・テイタムらが“レゴ”オスカー像を手に笑顔を見せる場面が中継された。
また、『アメリカン・スナイパー』のクリント・イーストウッド監督や主演のブラッドリー・クーパー、『イントゥ・ザ・ウッズ』のメリル・ストリープなど、受賞を逃した候補者たちにも像が贈られたようで、会場で名匠や名女優たちが、オスカー像を手に笑顔でセルフィーに興じる場面がSNSで拡散されている。
Varietyなどによれば、このオスカー像を制作したのは、プロのレゴ職人として知られるネイサン・サワヤさん。以前、同作を手掛けたフィル・ロード監督のためにレゴオスカー像を作った人物で、『LEGO(R)ムービー』のチームは、この日のパフォーマンスのために20体の制作を依頼。500個のブロックが使用されているといい、現在サワヤさんは、その作り方を紹介するビデオをYouTubeに投稿している。(編集部・入倉功一)