『ワイルド・スピード』最新作のプレミアが中止 主演俳優が出産を優先
映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のロケ地にもなったアラブ首長国連邦・アブダビでのプレミアイベントが中止されたとThe Hollywood Reporterなどが報じた。中止の要因は、主演のヴィン・ディーゼルがパートナーの出産を優先したことにあるという。
【映像】最新作『ワイルド・スピード SKY MISSION』予告編
『ワイルド・スピード』シリーズの最新作となる本作では、前作で主人公ドミニク(ヴィン)と対峙(たいじ)したオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)の兄イアン・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が、ドミニクを追い詰める。『ソウ』のジェームズ・ワンが監督を務め、2013年11月に亡くなったポール・ウォーカーさんらが出演している。
関係者によると、ヴィンのパートナーであるパロマ・ジメンネズは現在第3子を妊娠中で、春ごろに出産する予定だという。そのためヴィンは3月10日に予定していたアブダビのプレミアイベントに出席しない意向を示し、ユニバーサル・ピクチャーズ側もそれをくみ中止するに至ったとのこと。同関係者は「彼は子供が生まれてくるときに家族と一緒にいたいと望んだのです。それは素晴らしいことです。そう思いませんか?」と語っている。
これにより、同作の初プレミアは3月30日のロサンゼルスプレミアになる。The Nationalによると、イベントは予定通り開催する見通しで、チケットは現在も販売されているという。(編集部・井本早紀)
映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』は4月17日より全国公開