新宿・六本木に4D映画館が誕生 6月に導入予定
TOHOシネマズ株式会社が、アメリカMediaMation社のMediaMation MX4D(TM)システムを、4月にオープンするTOHOシネマズららぽーと富士見(埼玉県・富士見市)のほか、TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズの計3シアターに導入することを発表した。TOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズへの導入は6月下旬を予定。新宿や六本木に4D鑑賞施設ができるのは初。
MediaMation MX4D(TM)とは、3D映像で映し出される映画のシーンに合わせて、客席のシートが前後・左右・上下に動くとともに、風・ミスト・香り・ストロボ・煙や振動など五感を刺激する特殊効果が連動する体感型の映画鑑賞システム。同様の設備に4DXデジタルシアターがあり、都内ではシネマサンシャイン平和島、ユナイテッド・シネマ豊洲で導入されているが、MediaMation MX4D(TM)の導入は国内初となる。
また、「4D映画の醍醐味(だいごみ)を日本全国に浸透させたい」という目的からプロジェクト「TOHO 4D PROJECT」が発足。4D映画を単なる3D映画の発展形ではなく、劇場でしか体験できない「映像&LIVEエンターテインメント」と位置付け、特別プログラムやキャンペーンなどを随時行っていくという。(編集部・井本早紀)