田中圭「びったれ!!!」最終話を待たずして映画化決定
1月よりtvk(テレビ神奈川)ほか全国10局で放送中の田中圭主演ドラマ「びったれ!!!」が最終話を待たずして、完全オリジナル脚本で映画化されることが決定した。公開は2015年秋を予定。
本作は、ドラマ化もされた「カバチタレ!」「極悪がんぼ」などで知られる田島隆の漫画を原作に、理不尽な社会や悪徳な強者に苦しめられる人々を救うスーパー司法書士の姿を描いたドラマ。
普段は、司法書士事務所に勤務するお人好しでちょっぴりドジなシングルファーザーだが、弱者が「びったれ」(小心者を意味する広島の方言)と強者に小バカにされているのを知ると、法的な手段で庶民を守る「切れ者の司法書士の顔」に、そして法的な手段でも動じない悪徳なやからに対しては、誰にも見せられない「脅威の裏の顔」に変身する主人公・伊武努を田中が演じる。ドジな伊武を叱責しながらもサポートし、いつしか好意を抱くヒロイン・杉山栄子には、「ショムニ2013」などの森カンナがふんする。
映画版でメガホンを取るのは、社会派からピンク映画までを手掛ける金田敬監督。法務実務に身を置く原作者の田島自らオリジナル脚本を共同執筆、全面監修する。(編集部・中山雄一朗)