「シャークネード」第3弾 スタッフ約40人がストライキで撮影延期に
空からサメが降ってくるというB級テレビ映画「シャークネード」第3弾が、スタッフのストライキで撮影延期に追い込まれているとDeadlineなどが報じた。
3月3日(現地時間)の朝、30人から40人のスタッフが国際演劇被雇用者映画機器技術者同盟(IATSE)の組合契約の下での雇用を求め、ストライキを起こしたとのこと。彼らは、標準化された賃金体系と職場環境、および福利厚生を求めているという。
映像や音声に関する専門技術者の労働組合“モーション・ピクチャー・エディターズ・ギルド”は、ストライキの様子をツイート。「ストライキをしている『シャークネード3』のスタッフの仕事を取って代わるようオファーをされた人は、すぐに地元組合に連絡をするように!」と一致団結を呼びかけ、現組合員と将来的な組合員にストライキ中、同作品の仕事をしないよう指示している。
前作の「シャークネード カテゴリー2」のスタッフは組合契約のもと雇用されたらしいが、第3弾は違ったため、ストライキに発展したようだ。
昨年9月には、リアリティー番組「シャーズ・オブ・サンセット(原題) / Shas of Sunset」の撮影現場でも同様のストライキが起き、第4シーズンの放送が約5か月も遅れたという。
「シャークネード3(原題) / Sharknado 3」の舞台はワシントンD.C.で、サメたちはアメリカの首都に襲来した後、東海岸沿いに大きな被害をもたらすとのこと。監督は引き続きアンソニー・C・フェランテが務め、これまでどおり、アイアン・ジーリング、タラ・リードが主演する。(澤田理沙)