テレビドラマ版「フランケンシュタイン」に『パシフィック・リム』のロブ・カジンスキー
米FOX局が製作するテレビドラマ「フランケンシュタイン(原題) / Frankenstein」に、映画『パシフィック・リム』でチャック・ハンセンを演じたロブ・カジンスキーがキャスティングされた。
ギレルモ・デル・トロ監督『パシフィック・リム』フォトギャラリー
The Hollywood Reporterなどによると、同ドラマはテレビドラマ「24 TWENTY FOUR」シリーズの製作総指揮を務めたハワード・ゴードンと、テレビドラマ「CRISIS ~完全犯罪のシナリオ」の脚本/製作総指揮を務めたランド・ラヴィッチがタッグを組んで製作するとのこと。パイロット版の脚本も二人が手掛けるという。
本作は、メアリー・シェリー原作のフランケンシュタインにインスパイアされながらも、これまでの作品とはちょっと違うようだ。ストーリーは、75歳の元保安官プリチャードが一度殺され、若い体で生き返ったことで2度目のチャンスを与えられるというもの。元海兵隊員で、道徳的に堕落した郡保安官だったプリチャードは、外見は若くて、ハンサムで、肉体派になったものの、中身は75歳の豪胆で意地の悪い男のまま。昔からの誘惑と新しい目的意識の間で葛藤が生まれるという。
ロブは、若く生き返ったレイ・プリチャード、つまりフランケンシュタインの“モンスター”を演じる。本作には、レイのクリエイターの一人で、インターネット億万長者の天才オットー・グッドウィン役でアディール・カリアンの出演も決定している。アディールは映画『モール★コップ』やテレビドラマ「NIP/TUCK ハリウッド整形外科医」などで知られる。
ロブは、リース・ウィザースプーンと共演した映画『ホット・パスート(原題) / Hot Pursuit』が今夏に全米公開予定で、『ウォークラフト(原題) / Warcraft』が2016年に公開を控えている。(澤田理沙)