実写版『美女と野獣』エマ・ワトソンの恋の相手・野獣役が決定!?
実写版『美女と野獣』でエマ・ワトソン演じるベルの相手・野獣役に、テレビドラマ「ダウントン・アビー」シリーズのダン・スティーヴンスが交渉中であると、The Hollywood Reporterをはじめとする海外メディアが報じた。また、ベルをめぐって野獣と争う悪役ガストンに、『ホビット』シリーズで弓の名手バルド役を務めてきたルーク・エヴァンスが打診されている。
1991年に公開されたアニメ版『美女と野獣』は世界中で大ヒットを記録し、第64回アカデミー賞ではアニメーション作品で作品賞にノミネートされるという数少ない例の一つになっている。そんな人気アニメーションの実写版は、『ドリームガールズ』などのビル・コンドン監督がメガホンを取り、小説「ウォールフラワー」の作者でもあり、自らそれを映画化したスティーヴン・チョボスキーが脚本を手掛ける。
これまで、野獣役には『きみに読む物語』などのライアン・ゴスリングや、第87回アカデミー賞で主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインの名が挙がっていたが、最終的にダンに白羽の矢が立った。ダンは、サスペンスミステリー『ザ・ゲスト』で主演を務め、人気シリーズの最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』にも出演するなど、着実に知名度を上げている新鋭の俳優。一方、悪役ガストンに考えられているルークは『ホビット』シリーズのほかにも、アクション映画『ドラキュラZERO』などで活躍している。
ディズニーは現在、日本公開を4月25日に控えたリリー・ジェームズ主演の『シンデレラ』をはじめ、『ジャングル・ブック』『ピートとドラゴン』など、今まで手掛けてきたアニメ作品の実写化を多く計画している。実写版『美女と野獣』の製作は今年中には開始されるという。(編集部・石神恵美子)