天海祐希「マッサン」最終週に登場！連続テレビ小説初出演！

　女優の天海祐希が、NHK連続テレビ小説「マッサン」の最終週に出演することが明らかになった。天海はこれが連続テレビ初出演。アメリカ人女優シャーロット・ケイト・フォックス演じるヒロイン、エリーの主治医役を務める。

エリーのかかり付け主治医で、エリーと亀山政春ことマッサンの友人でもある川上一恵にふんする天海。マッサン役の玉山鉄二とは何度も共演経験があり、公私ともに親交がある仲で、その縁から、天海の出演をリハーサル直前まで玉山に知らせない、完全極秘のサプライズ出演が実現した。

　天海の出演を知った玉山は現場で30秒あまりも固まっていたそうで、シャーロットは「お腹がよじれる程おかしかったです」とコメント。天海も「人って本当に驚いたとき、あんな顔をするんですね。ありがとう。玉ちゃん！　玉ちゃんのあんな顔、初めて見ました。あー、楽しかった！」と大喜び。

　一方の玉山は「“人生初ドッキリ”に引っかかってしまいました」と苦笑いしつつ、「僕の姉みたいな存在」という天海が大阪まで駆け付けてくれたことに、「なんて懐の広さ」と感激。「10か月間マッサンとして踏ん張ってきたことへの最高の御褒美をいただけた思いです。こんな素敵なサプライズを見事に仕掛けてくれた『マッサン』スタッフの愛に、そして、尊敬する大先輩天海さんに、心より感謝いたします」と礼を述べた。

　収録を終えた天海は、玉山とシャーロットについて「玉山君は、さらに逞しく成長されていてとても頼もしかった！　シャーロットさんは、まるで春の風の様に爽やかに優しく迎えてくださいました。お二人とも、長く大変な撮影期間であったでしょうに笑顔を絶やさずにいらして温かく素敵な現場でした」と称賛。またシャーロットも「天海さんはとても思慮深く強い精神力の女性だと思いました。（米国では『釘のようにタフ』という表現がありますが、正にそんな方でした……）でもその一方、天海さんには直感的な一面、とても繊細な部分も合わせてお持ちで。『マッサン』に天海さんがご出演くださり共演させていただいたことはわたしにとってこの上ない名誉なことでした」と喜びを語っている。サプライズの模様は、今後NHKの番組内で放送予定。（編集部・入倉功一）

NHK連続テレビ小説「マッサン」は3月28日まで放送（全150回）