『アナ雪』続編描く小説の中身を初公開!アナの失った記憶がついに明かされる…!?
映画『アナと雪の女王』のその後のストーリーを描いた初の長編小説「愛されるエルサ女王」「失われたアナの記憶」の中身が一部公開され、映画では明らかにされなかった、アナの「消された記憶」についての物語がついに描かれることがわかった。
小説「愛されるエルサ女王」「失われたアナの記憶」の中身を公開!フォトギャラリー
アナの記憶について触れられるのは、第2巻の「失われたアナの記憶」。長い間エルサと離れていたアナは、エルサと楽しく暮らす今に満足していたが、昔のことが細かく思い出せない。覚えているのは、雪と笑い声だけ。思い出そうとすればするほど、頭に霧がかかったようになってしまうアナは、幼いころの記憶が薄いとエルサに伝えると、今度はエルサの様子がおかしくなってしまう。
今回小説から抜粋されたのは、アナとエルサたちが楽しく雪合戦している部分。エルサをもっと楽しませようと彼女の投げた雪に、大げさに倒れてみせるアナだったが、それがエルサの記憶を刺激してしまい、エルサはふさぎこんでしまう。この様子を怪しんだアナが「何かある」と確信し、その謎を突き止めようと決心する重要なシーンだ。
また第1巻の「愛されるエルサ女王」では、アレンデール国に夏が戻った後の姉妹の楽しい日々が中心。これまで部屋に閉じこもっていたエルサを、積極的にアレンデール国のさまざまな場所へ連れ出すアナ。その先で出会った人々との触れ合いを通し、国民たちはエルサの優しさに気づき、エルサも人々の力になれる立派な女王になりたいと強く願うようになる。そんな中ある日オラフ、クリストフ、スヴェンと一緒に「こおれるみずうみ」に向かったエルサとアナは、オラフが引き起こしたとんでもないトラブルに巻き込まれることになる。(編集部・井本早紀)
小説「愛されるエルサ女王」「失われたアナの記憶」は角川つばさ文庫より3月15日に同時発売(税込み価格:670円)