森星、ホワイトデーは「切ない思い出ばかり」
モデルの森星が12日、ホワイトデーより公開される映画『ディオールと私』の特別試写会に出席し、「切ない思い出ばかり」と自身のホワイトデーを振り返った。
森星、浦浜アリサ、水原佑果……ディオールドレスに身を包んだモデルフォトギャラリー
ホワイトデーでは「あげるのも、もらうのもお花が大好き」という森。「女性が女性らしくいられるもの、それはやっぱりお花。お花がモチーフの小物もうれしい」とにっこり。過去にはあまりいい思い出がなかったそうだが、今年の予定を聞かれると「いいことあるといいな」と意味深な笑みを浮かべた。
この日は森のほかに人気モデルの浦浜アリサ、水原佑果らも参加し、それぞれディオールの春夏コレクションに身を包んで会場を魅了。ディオールの魅力について森は「ディオールを着ていると自信を持てます。エレガントな女性を惹(ひ)きつけ続けるブランド」とコメント。
また、この日の衣装についても「18世紀の宮廷の男性が着ていた衣装をレディースにアレンジしたもので、細かいところに刺しゅうが入っていて気に入っています。透けていてセクシーだったりもするんですけど、エレガントさもきちんと守られていてすてき……」とうっとり。MCを務めた中井美穂からも「この(体の)バランスで着こなせるところがうらやましいです」とその美しさを絶賛されていた。
本作はディオールのアーティステック・ディレクターに就任したラフ・シモンズが、8週間という通常の半分以下の準備期間でパリ・コレクションに挑む姿を追ったドキュメンタリー。森は「今まで観た映画のベストに入るぐらい好きな作品。あらためて洋服が好きになったし、裏方の仕事にも興味を持てるようになりました」と作品に酔いしれていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ディオールと私』は3月14日よりBunkamura ル・シネマほか全国公開